サカカンカフェについて
中田は江戸時代、利根川を挟んで中田宿・栗橋宿の合宿として栄えた町です。
日光街道沿いにあり、今でも街道歩きの方が日光東照宮を目指して店の前を歩いて行かれます。
酒井家は江戸時代より、旅籠.醤油蔵.特定郵便局.酒屋など商いを通して代々中田の地に根付いてきました。
長男の名に「貫」の字をつけることから、昔から「酒貫(サカカン)」と呼ばれています。
2018年空き家となり、この「家」を残すために古民家「サカカンカフェ」として再生しました。
店内は古い梁や柱を残し、たんすの扉をテーブルにしたり、古い家具や漆器類を使用したり、古材でカウンターを作ったりしています。
外観は古民家というより、白を基調としたモダンな雰囲気の建物とし、店内とのギャップを感じていただくシンプルなデザインになっています。
醤油を醸造している時代に煙突として使っていたレンガがアクセントになっています。